1on1トレーニングスキルアップセミナー(3)

2025.01.19
20250115_セミナー研修室604

2025年1月15日(水)、1on1トレーニングスキルアップセミナー第3回を開講いたしました。

3回目の今回は、雪の影響の考慮して、会場をAOSSA6階にさせていただきました。
(毎年、片町付近のコインパーキングは雪に埋もれるのです…)

今回の学習テーマ

今回のテーマは『「聴く」意識:マインドを学ぶ』
受講者様に上司になっていただき、従業員(部下)の対応をロープレにて学びました。
今回も、私が部下役を演じ、全受講者様と面談(ロープレ)いたしました。

「聴き手の対応次第で、話し手の反応が変わる」、ということを体験していただきたく、今回は皆さんに同じケース(同一人物)の対応をしていただきました。

今回も、すべてのロープレ終了後、話し手としての率直な感想と気持ちの変化をフィードバック。

相手の気持ちの変化を直接聴くことができる、
また、観察者からも、いいところ、改めた方がいいところ、思考の癖、なども指摘され、気づかせてもらえる…
ロープレ演習の学びの醍醐味ですね。

聴き手のマインドは話し手に伝わる

聴き手のマインドは、必ず話し手に伝わります。
想いは相手に伝わり、それにより、相手を硬化させたり軟化させたり、緊張させたり緩めたりするということを体験していただけた回になったと思います。
観察者として、同一人物への対応と反応の違いを目の当たりにすることで、より分かりやすかったのではないでしょうか。

聴き手がイニシアチブをとっていないか?

日常の部下との会話・相談場面においては、無意識に、自分の思い通りの展開、あるいは自分が話したい内容に沿って、対話を進行させていることが多いかもしれません。
聴き手である自分が対話をリードしていないか?を常に意識しましょう。
もしも自分(聴き手)主導で対話が進んでいると気付いた場合には、主導権を話し手に渡し、相手のペースに身を委ねてほしいと思います。

今回は、『会話の主導権は話し手にある』ということも、体験的に理解できたのではないでしょうか。

話し手に気を遣わせていないか?

面談の際、思ったような良い反応が返ってこなくても、どうぞ焦らず、相手に集中してください。
ほとんどの場合、良い反応は返ってきません。
もしも良い反応ばかりが続く場合、それは、話し手が、聴き手であるあなたに気を遣っていると思った方がいいかもしれません。
あなたが部下に気を遣わせている可能性を、常に念頭に置いて聴いてくださいね。

第4回のテーマは…

次回は2月。
テーマは『聴く技術』
次回はどんなロープレ演習になるか、楽しみです。

今回は苦戦された受講者様も多かったですね。
ご参加いただきありがとうございました。
次回も共に学びを深めていきましょう。

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